光源と測定イメージ

 魚体を測定する場合は、測定ヘッドを所定部位に押し当てて測定する拡散反射法(インタラクタンス法)で実施します。魚の皮を通過した光がその内側にある筋肉中で拡散するので、再び体外へ戻ってくる一部の光を分光器が捉えます。イメージ図を見てもわかるように、深い部分まで侵入した光が戻る確率は低いので、表皮直下の筋肉の脂肪を推定することにより魚全体の脂肪含量を推定します。この方法では、魚種により異なりますが得られる情報は表皮から3~5mm程度と思われます。
上記右写真はサケの切り身を皮の上から測定したものです(測定器は現在のものとは異なります)。皮の直下の部分で光が散乱して明るくなっていることがわかります。反射して戻ってきた光は、そのまま測定器内に導かれて、測定器本体にある分光器内へ侵入していきます。上記に測定イメージを示してあります。
この方法により得られる光の情報量は、同じ光源を使用した条件でも測定ヘッドの形状により大きく異なります。測定ヘッドの簡易図面情報をこの下に掲示してあります。